付き合う前のデート、必ずやるべき4つの事前準備とは?

付き合う前のデート、必ずやるべき事前準備とは?

 付き合う前のデートは、まだまだ関係が安定しない中で行います。自らのいい点はアピールする一方で、ミスは最小限に留めるべきです。会話スキルや容姿(特に顔や体型)は一朝一夕では変わりませんので、その他の要素を整えておく。それには事前準備が重要な意味をなします。

 この記事は、自ら数百人の女性とデートをし、数百人の婚活男性をコンサルした筆者が、付き合う前のデートでやるべき事前準備について紹介します。きっとあなたの魅力を数段アップさせることでしょう。ぜひ最後までお読みください。

付き合うまでのデート、事前準備

そこまでやるのか!恋愛のカリスマ、石田純一の事前準備

 デートにおける事前準備の重要性を訴えるために、まずは恋愛のカリスマとして名高い、タレントの石田純一氏の実例を紹介したいと思います。石田さんは事前準備を重要視して、「そこまでやるか!」というくらい徹底的にことに備えるのです。(以下、拙書「40歳からのモテる技術」PHP研究所刊から引用)

(引用開始) 例えば、花火を見に行く場合、石田さんは「前の年に男同士でいって事前にリサーチをする」そうです。花火大会にいったことがある人はわかると思いますが、

  • 会場までの移動をどうするか(道も電車もすごい渋滞になる)
  • どの場所で見たらいいのか(盛り上がるかどうかは場所次第)
  • 女性のためのトイレの場所

 などなど、いろいろと考慮すべきことが多いからです。さらに石田さんは花火だけで終わらせずに、花火の後のイベントもしっかり考えるそうです。ここは盲点です。花火だけ見て「はい終わり」「じゃあバイバイ」ではわざわざイベントを活用する意味がないからです。

 そのため会場のどこが見やすいか、どこにトイレがあるかなどを事前にリサーチして、前後のイベントも含めて段取りをしっかりしておくそうです。花火当日はハプニングが必ずあるもの。しかし、段取りをしっかり組んでシミュレーションしておけば、心に余裕があり柔軟に対処できる、というわけです。”(引用終わり)

 恋愛事に手慣れた達人クラスの石田さんでさえ、これだけの準備をするのです。恋愛に不慣れな人はことさら事前準備に励むべき。手抜きなどできるわけありません。と、まくら噺はこれくらいにして、それではここから本題に入ります。まずは「清潔感」に関する準備から…

その1.清潔感に関する準備

 女性は幼少期から(大事なところの構造などから)体を清潔に保つようにしつけられています。そしてデートをする相手は自らのデリケートな部分にタッチする可能性がある。だから女性は男性に比べてはるかに清潔感に敏感です。待ち合わせ場所で対面したときの印象や、デート中の好感度に「清潔感」はおおきく影響します。デートの前には以下の準備を怠りなく。

《デート前日の準備》

  • 爪を整えておく(白濁部はほぼ全てカットする)
  • 当日に革靴をはく場合、靴磨きしておく
  • 当日に着る洋服に黄ばみ(特にシャツの襟元や袖)やシミがないかチェック
  • 口臭防止=歯磨きセットとフリクスなどの消臭グッツ

 当たり前に思える人には当たり前のことなんですが、「えー、そこまで」と思った人にとっては盲点かもしれません。というか、デート力をレベルアップするネタが見つかった、ということだと思います。

 また、もし仕事場から直接デートにいく場合には、以下をお忘れなきように。

《仕事場からデートに直行する場合(上記の追加)以下を持参》

  • 整髪セット
  • (ヒゲが濃い人)ひげそりセット
  • (夏に汗をかくことに備えて)汗拭きシートや下着シャツの着替え

その2.エスコートに関する準備

 もし、はじめて行くお店に女性を連れていくなら、そしてそれが付き合う前のデートなら、待ち合わせ場所からお店までのルートを実際に歩いておくことは重要なことです。付き合っている気心の知れた相手なら、「あれ迷っちゃったー」もご愛嬌のひとつで済むかもしれません。しかし、そうでない場合には、スマートにお店に到着できるように手抜かりなく準備するべきです。仕事で大切なお客様を接待するときの心得と一緒なんですよね。

 当日はどんなハプニングがおこるかわからないので、前日までに済ませるのが得策。しかしそれよりスマートなのが、女性ウケする鉄板のお店をホームグラウンド化することです。そうすれば待ち合わせ場所からお店までのエスコートは完璧だし、店内での勝手もわかっている。不安要素は排除されているので、女性との会話に集中できます。ま、これも広い意味での準備といえるでしょうが。

 二次会の目処をつけておくことも大切。一軒目がレストランなら二軒目はバーといった具合に。はじめのお店からの移動手段なども含めて押さえておくべきです。

 あと、念のため申し上げておきますが、予約は必須です。お店についてから「満席です」では評価がガタ落ちになるでしょう。乗り物や施設系の場合には定休日や臨時休業など要チェックですぞ。

《付き合う前のデート。エスコートに関する準備》

その3.コミュニケーションに関する準備

 デートするお店のホームページから小ネタを仕入れるとか。相手のプロフィールやメールのやり取りをじっくりと読み返すとか。会話の接ぎ穂につかえて何かと便利です。また、待ち合わせ場所からお店に入るまでの道程での会話は、男性がリードしたほうがうまくいきますが、相手がちがっても内容はほぼ一緒です。予めシミュレーションしておくのも一計です。

《コミュニケーションに関する準備》

  • デート場所のHPをチェック(小ネタを仕入れる)
  • 相手のプロフィールやメールのやり取りをじっくり読み返す
  • 待ち合わせ場所から入店までの間の会話のシミュレーション

その4.当日待ち合わせ前までにやっておくこと

 爽やかな印象を与えられるように、身なりをきちんと整えておきましょう。繰り返しになりますが、会う前には髪を整える。夏で汗ダラダラなら汗拭きシートでそれらを拭う(場合によっては下着のシャツを着替える)。そして人によっては髭剃り(朝剃っても夕方に濃くなってしまう人)。直前にはフリスクを頬張って息爽やかに。

《当日待ち合わせ前までにやっておくこと》

  • 髪を整える
  • (夏)汗ダラダラなら汗拭きシート使用。場合によっては下着シャツの着替え
  • (濃い人)髭剃り
  • 直前にフリスクなどを頬張る(=息爽やか)

まとめ

 物理的な準備が万端なら、あと残されたのは「心構え」です。冒頭に続いて石田氏のエピソードを紹介しましょう。(以下、拙書「40歳からのモテる技術」PHP研究所刊から抜粋)

(引用開始)”石田さんは、女性と「花火を一緒に見る」という視点ではなく、女性を「花火にエスコートする」という視点からすべての行動を組み立てています。例えば、花火大会の会場にあるのはたいてい数少ない仮設トイレで、非常に混むのが難点です。そのため石田さんは女性の具合を観察して、「そろそろか」というときには彼女のために並んで順番を待つそうです。なんという徹底した顧客志向でしょうか!”(引用終わり)

 相手の立場になって「どうしたら喜んでもらえるか」を考え抜いているのです。この点すごく見習うところだと思います。自分本位ではなく、相手本位。ここに付き合うまでのデートを成功に導くエッセンスが示されているのです。

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