ある調査によると、初デートで「この男、マジで二度目はないわー」と強く心に誓ったことのある女性は全体の63%もいるそうです(OZmall調べ)。
デートしても2度目がないーーこれを何度も繰り返している男性からすると、その徒労感はハンパないことと思います。
この記事では、「二度目がない」と女性陣からダメ出しをくらってしまう男性の5つの特徴を紹介します。「いつも二度目がない」「でも原因がわからない」とお悩みの方は必見の記事。きっと絶好の処方箋をみつけられることでしょう。
その1.清潔感がない
私は仕事柄、いろいろな人の初デートの様子を垣間みています。なぜなら初デートの録音データーを何百ケースも聞いて(かつ分析)しているからです。少し会話が下手なくらいなら二度目はありえます。女性は「もうすこし様子見してみようかしら」と思うからでしょう。しかし、少しでも不潔な男性には二度目はありません。このあたり、男性と女性とは感覚が違うところなのでご注意ください。例えばこんなこと…
- 爪がのびて汚れている
- 髪型が乱雑
- 口臭や体臭がする
- シャツの襟や袖先の汗じみ etc.
男性からすると「そんな大したことないでしょー」とリスクを過小評価したり、見過ごしたり、そもそも気がつかなかったり。こうしたところに重大な「二度目がない」原因が潜んでいるかもしれません。ことの重要性を強く心にとめていただけるように、先達の心得を紹介しましょう。女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」を世界一に導いた佐々木監督です。
なでしこジャパンのコーチ就任が決まった直後から、妻の淳子がぼくの身だしなみに神経を張り巡らすことが多くなった。
「私の元上司に、すごく仕事ができる人がいたんだけど、いつも鼻毛が出ていたの。私たち女性社員からの信頼と尊敬は、たったそれだけで減っちゃったんだよ」
女性は男性以上に、細かいことによく気がつくし、そういった細かい情報を事の本質以上に気にする傾向があるらしい。最近知ったことだが、それは男女の脳の構造やはたらき方の違いに起因するそうだ。
(中略)どれほど理論的に戦術を構築しても、どれほど熱く選手を激励しても、見た目がだらしなければ伝わらない。身だしなみとは、女性と接する際にそれほど重要な要素の一つなのだと、ぼくは妻から学んだ。それ以来、家を出る前には必ず鏡の前で立ち止まり、鼻毛・寝ぐせ・シャツの染みやシワなどを確認するようになり、ごく自然な香りのコロンをつけ、歯も頻繁に磨いて口の中の清潔さに気を配るようになった。(佐々木則夫氏の著書より)
チームの女性たちから絶大な信頼を寄せられていた佐々木監督。こうした目に見えない努力を積み重ねていただんですねー。婚活中の男性も、彼女作りの男性も学ぶべし、です。
その2.金にセコい
多くの結婚相談所が、初対面での飲食代は男性がもつようにルール化している。これは正しいガイドだと思います。ルール化すればつまらない諍いがなくなるからです。一方で巷では「初デートは割り勘」というケースが増えているようです。当事者同士が納得すればいいのですが、割り勘OKの女性といえど「お金にセコイ」と思われると次のデートの目は消え失せます。例えば…
・初デートでランチの会計のとき、割り勘をわたしから提案して半分程度を渡しました。店を出たあと男に「2円足りない」と言われ、「あ、この人はもう無いわ」と幻滅。「また連絡しますね」と言ってそれっきり連絡を絶ちました。(25歳女性)
・初デートなのに、きっちり1円単位で割り勘されがっかり。出すつもりだったけどゲンナリした(25歳女性)
さらに申し上げたいのは、男性が年上のケース。最近の若い女子はワリカン派がふえていると言われますが、それは同年代限定。若い女子は年上男性には、ゴチを期待しているのですぞ。そのあたりは、アンケート結果があるのでご紹介しましょう。
このパート、最後のアドバイスです。婚活での初デートで割り勘などしないほうが無難です。会計時の振る舞いで人となりを判断されちゃうし、全て「おごり」というライバルの男性は一定数いるし、初デートは気前よく全額負担するのが得策だと思います。というより強く推奨いたします。
その3.エスコートできない
男女同権がしきりに叫ばれるご時世ですが、こと男女関係に限っていうと、男性が女性をリードすることを期待されています。初デートもしかり。このため、男性が当然すべきエスコートができないと、女性からイエローカードを突きつけられるのは必至の情勢。例えば…
・誘ってきたのに、なんのプランも決めていない。(30歳女性)
・1ヶ月前から予定していた初デート、店を予約していなくて。待ち時間が長いし、通された席は学生の飲み会の真横で騒がしく、声を張り上げないと聞こえないので、話すのも面倒になった。(31歳女性)
・猛アタックされ仕方なくデートしたら、ご飯がファミレスだった。げんなり(31歳女性)
仕事が営業の人ならわかるでしょう。お客様を接待するのに「予約なし」はないし「ノープラン」もありえません。それと同じです。初デートは男性が女性をエスコートして楽しませる役割を担っているわけです。準備と段取りはしっかりと手抜かりなく。具体的には場所(お店)選び、当日の進行(待ち合わせ場所の選定、お店までの道案内、予約をして席を確保する)など。これが初デートの成功を左右しますし、二度目のデートにつなげる不可欠な要素だからです。
その4.マナーが悪い
身だしなみもいいし、会話もそこそこイケる。そんな男性に二度目のデートのチャンスが訪れないとき、自身のマナーのあり方を見直してみるのも一計です。身だしなみも、会話に自信がない人なら、なおのこと一層みなおしてみてください。マナーの悪さが女性を幻滅させている可能性があるからです。
・レストランの店員さんやタクシーの運転手さんに横暴な口のきき方をしているのを見ると、一気に引きます。(28歳女性)
・食事のマナーが悪い。食べ方が汚い。クチャクチャと音をだして食べる。(34歳女性)
・誘っておいて、30分以上遅刻はないだろう。(32歳女性)
・道路にツバを吐いたのを見た瞬間、幻滅しました(27歳女性)
これって、男性同士でもNG行為ですよね。
その5.会話がつまらない(=話を聞かない)
会話がつまらないのは「二度目がない」の主たる原因。会話がつまらない=一緒にいて心地よくない、ですから当然の帰結でしょう。例えば、こんなパターンです。
- 自慢話を一方的にまくしたてる
- 女性が話している最中に、「それ違う」「俺の経験では…」と相手の話の腰を折り、自分の話をしてしまう
- 事実関係の確認などの質問を連発する(たいてい一問一答形式になり、沈黙がおおくなり最後は腰砕けで終わる)
会話がつまらない主たる原因は、女性の話を聞かないことにあります。女性は自分の話をしっかり聞いてくれて、「うんうん、なるほどね」といった具合に共感してくれる相手を圧倒的に好みますから、逆の会話スタイルの人は疎んじられます。「話を聞かない」男性には二度目がありません。古来より「聞き上手がモテる」といいますが、これは金言だと思います。
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