東大の研究から判明!結婚できる確率をあげる4つの原則

結婚できる可能性をあげる4つの原則。東大の研究成果などを紹介。

 長年付き合ってきた相手と別れたり、35歳や40代に突入…といった節目の年齢になったとき、そして婚活パーティや合コンに参加して惨敗したとき、自分自身の「結婚できる確率」が気になり始めることと思います。

 結婚の確率を左右するものは、年齢だけではなく、婚活手段の選択やコミュニケーション能力、相手との相性など、さまざまな要素が絡み合っています。この記事では東京大学の研究成果などを交えて、結婚の確率を上げる代表的な原理原則を4つご紹介します。

 例えば、インターネットでの出会いは婚活パーティよりも結婚の確率が高いことをご存知でしょうか?もし初耳なら、この記事はあなたの結婚の確率を上げることに、大いに役立つでことしょう。ぜひ最後までお読みください。

東大の研究から判明!結婚できる確率をあげる4つの原則 筆者

原則1.婚活を複数行う

 東京大学の社会科学研究所は、2007~2008年にかけて婚活に関する調査を実施し、1つより2つ、2つより3つ、と複数の婚活手段をした方が交際相手が見つかりやすい、その差は最大2倍以上、との調査結果を発表しました(下図参照)。

東大の研究から判明|結婚できる確率を上げる4つの原則 複数の婚活で最大2倍の差

 これは腑に落ちる話です。複数の婚活を行えば、単純に出会える人の数が増えて、結婚の可能性が高まります。また、本人の特性に合った出会いの場で活動する可能性も増すわけです。例えば、スペック重視の結婚相談所でうまくいかなくても、コミュニケーション能力が突出している人は、合コンやパーティに向いている…といった具合です。

 ちなみに、上図のグラフから「男性の方が女性より、成果を上げている」ことが読み取れます。先の東京大学のレポートの中では、男性の方がインターネットで相手を探す割合が高いことを、その理由に上げています。確かに、お見合いを100回やるのは至難の技ですが、ネットで100人にアプローチするのは比較的簡単なので、ネットでの婚活が結婚の可能性を拡大する上で大きく寄与しているのでしょう。

原則2.婚活は「1対1」型が有利

 結婚相手と出会った場としてメジャーなのは、「同じ職場」「学生時代(クラス・サークル)」「知人の紹介」の3つです。どんな調査を行っても、この3つが全体の6割から7割を占めます(例:明治安田福祉研究所の調査結果)。一言でいうと、”身近なところ”に出会いはあるんですね。しかし、こうした場に期待できない人の場合(例:職場で出会いがない人など)、有料の婚活サービスを利用することになります。この選択いかんで、結婚の確率が数倍違うケースもあるので要注意です。

 下図をご覧ください。この調査の対象は、婚活に成功した既婚女性。テーマは、「どのような婚活を経験したか」「それが結婚に結び付いたか」。結婚に結びつく確率を示したのが下の表です。大変興味深い結果になっています(出典:メディア・マーケティング・ネットワーク)。

東大の研究から判明した結婚できる確率を上げる方法の表 PPT

 傾向としては、SNSやインターネットなど「1対1」で出会うものの成功率が高く、合コンや婚活パーティなど「多対多」で出会うものは、確率が低いのです。

 前者でいうと、相手のプロフィールページをじっくり吟味できたり、日記やメールのやりとりで人となりを知ることができます。つまり「身近な関係」を築きやすい。一方の後者は、大勢の人の中でも気後れすることなく、短時間で効果的な自己アピールをしなくてはいけません。婚活パーティのフリータイムで、若くて綺麗な女性にわーっと大勢の男たちが群がって、奪い合っている様を思い浮かべれば合点が行く話ではないでしょうか。

 その差が、インターネットでの出会い(SNSや婚活サイト)は婚活パーティに比べて、結婚できる確率が大幅に高い(上図の調べでは6倍)、という数字に表れているのです。婚活手段の選択は重要です。「1対1」型の優位性をお忘れなく。

原則3.対面力のレベルアップ

 出会いの場(=婚活の現場)で出会ったら、次はデートを通じて親密になる、という手順を踏んで結婚に至ります。その際、重要なのは「対面力」です。これは、外見(例えば清潔感)や会話力、相手の気持ちを察する能力、デートの場所やプログラムの選択など。男性の場合にはここに口説き術などが加わります。

 私は婚活コンサルタントをしていますが、この分野に問題があると結婚する確率は極めて低くなる、と断言します。例えば、どんなに高学歴で高収入の男性でも、清潔感がなく、口を開けば自慢話ばかりで、デート代は1円単位できっちり割り勘。こうした男性は、ほぼ全ての女性からダメだしを喰らうからです。

 対面力とは、以下にあげるものです。外見なら髪型やメイクを変えてみる。姿勢をしゃんとする。会話力なら、傾聴力をつけるなど技術的な要素が強いものです。なので、正しい方法で取り組めばレベルアップは十分に可能です。結婚の確率を上げるうえでは有用な手段と言えるでしょう。

【対面力の例】

  • 外見(髪型、服装、プラス清潔感など)
  • 会話力(主として傾聴力)
  • 相手の気持ちを察する能力
  • デート場所やプログラムの選択
  • (男性の場合)親密になるための口説き術

原則4.条件の緩和

 結婚相手に求める条件にこだわりすぎると、結婚できる可能性は低くなります。ある調査によると、既婚者(女性)が、結婚前に抱いていた希望条件は半分しか実現しないとのこと(出典:株式会社メディア・マーケティング・ネットワーク調査)。

 100%理想の相手などいませんから、結婚には妥協が必要だということです。妥協という言葉はネガティブな響きがあるので、ここでは「条件の緩和」や「発想の転換」という適語表現に置き換えます。具体的にどういうことなのか?次の調査結果で紐解きましょう。

 下の図は、結婚相手に希望する条件(項目)で、未婚女性が重視する項目(薄いブルー)と、既婚女性が重視した項目(濃いブルー)をグラフ化したものです。未婚者と既婚女性のギャップが少ない項目が上側に、大きい項目が下側に並んでいます。つまり、グラフの下側にある項目ほど、こだわると結婚にしくくなる項目ということです。

東大の研究から判明!結婚できる確率をあげる4つの原則 条件にこだわらない

 このグラフから結婚の確率を上げるという観点で、教訓の材料になるものは次の2点です。

  • お互いの相性(性格・フィーリング・気が合う)を最も重視。結婚に際してこの点は譲らない。
  • 他の要素は多少なりとも妥協している。

 やはり生活を共にする訳なので、相性(性格・フィーリング・気が合う)は最重要項目です。結婚の確率を上げるためには、相手の欠点には多少なりとも目をつぶって、相性の良さという美点を大きく評価する、これが肝心要の重要ポイントということでしょう。

 もう一つは、条件の緩和と発想の転換です。「資産」「収入」などは希望が叶うことは少ない一方で、「金銭感覚・金遣い」は、すり合わせしやすい(少なくともその余地はある)。同じお金に関する条件でも、実現しやすい方を重要視する、ということです。例えば、「彼の収入はそんなに多くないけど、お互い倹約家で、旅行にだけはお金かける点が一緒だから、きっと上手くやっていけそう…」という具合です。

まとめ

 あなた個人が、結婚できる確率を類推する手がかりはありません。しかし、結婚できる確率を上げる方法は世の中に山のように存在しています。難しいのは、その見分け方です。

 この記事では、結婚の確率をあげる勘所を、東京大学のレポートなど信頼できる筋の情報を交えながら紹介しました。こうした情報やデーターを元に、正しい戦略を立て、継続した努力をすれば必ず道は開けます。皆さん、がんばってください!

 

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