結婚したくない女は、あ~やっぱりこのタイプ|男のホンネ調査

男の本音調査から判明|結婚したくない女の特徴

 「本音と建前を使い分ける」のは日本人の特性と言われています。仕事やご近所付き合いだけでなく、男女関係や婚活でも同じ現象がみられます。「彼、私といると楽しそうだし、ずっと一緒にいたって言ってるし…」。でも結婚に踏みきらない男を目の前にして、苦々しい思いをしている女性が少なからずいます。実は、男性のホンネとしては「恋人としてはいいけど、結婚したくない女」なのかもしれません。

 この記事では、そうした男性のホンネが透けてでた、面白い調査結果を紹介します。漫画「だめんず・うぉ〜か〜」の作者で知られる倉田真由美さんの婚活本(「婚活迷宮の女たち」)に提供された基礎データー。とにかく調査方法がユニークで、結果は教訓に満ちたものです。お相手との関係を見直すうえで、有用な情報を得られるに違いありません。ぜひ最後までお読みください。

男のホンネ調査|結婚したくない女は、あ〜やっぱりこのタイプ、著者紹介

男の本音調査~結婚したい女と恋人止まりの女の差

 私は仕事柄(=婚活コンサルタント)、婚活にまつわる様々なデーターに接していますが、「なるほど!納得」と思わず膝を打ったのが、冒頭で紹介した調査結果です。対象は25歳から44歳の未婚男性。質問は「結婚したい女性のタイプ」について事細かく聞いたうえで、さらに「恋人にしたい女性のタイプ」について質問します。こうして収集したデーターの処理の仕方が秀逸なのです。

 「結婚したい女性」の回答数から「恋人にしたい女性」のそれを引くという処理をします。すると、「恋人としてはいいが、結婚はしたくない」という女性の典型的なタイプが浮かび上がる、という仕掛けです。百聞は一見にしかずなので、まずは下の表をご欄ください。

  • 「結婚したい女」と「結婚したくない女=恋人止まりの女」調査結果

男のホンネ調査、結婚したい女と結婚したくない女=恋人止まりの女 調査結果

 (*)出典:メディア・マーケティング・ネットワーク

 この結果を見て、「あ~~、やっぱり」とか、「昭和じゃあるまいし、まだ、そうなんだ…」と思ったのは私だけではないでしょう。これだけ女性の社会進出が叫ばれている中、男性は結婚相手には、いわゆる家庭的な女性、つまり「家のことをしっかり守って、男性を立てる癒し系」を選好し、恋人にはギラギラした「セクシャルな刺激を求める」ということなんでしょう。

しかし、イマドキの男性は60%強が共働きを希望するというご時世です。「男を立てる」よりも「男を押しのけても仕事に邁進する」女性を支持してもよさそうに思えますが…そこに男のホンネと建前があるというわけです。

結婚の第一条件は「妻力」

 恋人には求めず、結婚相手に求める条件を改めて見てみましょう(以下参照)。

  • 家計をきちんと守れる女性
  • 料理などの家事ができる女性
  • 家を任せられる女性(筆者解釈:掃除や洗濯、整理整頓など)
  • 安心して子供を育てられそうな女性

 これを一言でいうと「妻力」です(先のレポートが命名)。

 現在、「共働き」は完全に市民権を得ています。実際のところ、専業主婦720万世帯に対して、共働きは1,077世帯…。5割も共働きが多いし、未婚男性の約65%は、妻に共働きを求めているというのが実情です(明治安田福祉研究所、調べ)。

 そうした中、家事は妻が行うものという考えがまだまだ根強く残っているのです。例えば、専業主婦なら家事はすべて妻がおこなうべきだとか、共働きでも家事は主に妻がおこなうべきだなど。後者は既婚男性でも3割もいるというから驚かされてしまいます。

 原因は育った環境にあるようです。結婚適齢期の男性の親世代、夫は外で稼いで、妻は家を守る…というのが典型的な夫婦姿だったので、いわば”刷り込み”なんだと思います。経済通産省の調査によると、「子供の頃、お父さんは家事をしていたか?」という質問に対し、この年代の男性の7割から8割の男性は否定的な回答をしていますから、根深いものがあるということです。

 こうした実情に逆らうのか否かは、あなた(女性)次第です。が、家事ができるんだ、家のこともしっかり守れるんだ、という姿を男性に見せたほうが、何かとよろしいのではないかと思います。例えば、彼氏に散らかっている部屋の様子を見られたり、ずさんな携帯の料金プランや税金の滞納を気づかれたりしてはいけない、ということです。

 そして家計のやりくりに関しては、管理スキルを身に着けた方が、のちのち何かと重宝します。面白い調査結果を紹介しましょう。家計管理の実態をつまびらかにしたオリックス銀行のレポートです。下の図をご覧ください。

家計管理の実態に関する調査

 男性が結婚する前は「お金は自分で管理する」「共同管理」を希望する人が多い。しかし、結婚そして子供ができるに従って、妻が家計を管理する割合が激増するのです。結局、財布のヒモは妻が握るんですね。結婚前の魅力をあげるだけでなく、結婚後の実需にも対応するために…「妻力」磨くべし、です。

男の本音~家では安らぎたい

 ここで、結婚したい女と恋人止まりの女の性格を整理してみましょう。

結婚したい女

  • 思いやりのある優しい女性
  • 素朴で素直な女性
  • 元気で明るい女性
  • 男性の前では謙虚な女性

恋人止まりの女

  • 活発で姉御肌な女性
  • 自己主張が強い女性

 この結果を見て、「やっぱり、男は家で安らぎたいんだー」と感じたのは私だけでしょうか。男性にとって仕事場は戦場、色々と悪戦苦闘しているわけです。だから、家では安らぎたい、と思うのではないでしょうか。

 家に帰ってまで、姉御肌の女性にバンバン尻を叩かれたり、自己主張の強い女性に「あれして、これ買って」なんって要求されたくない訳です。仕事場でさんざん、上司に尻や頭を叩かれているし、お客さんに「あれして、これして」と無理な要求されているから、家ではせめて…と思うんでしょうね。

結婚したくない女は、あ~、やっぱりこのタイプ

 改めて、恋人止まりで結婚したくないタイプの女性を列挙してみると…

  • ブランドにこだわる女性
  • 見た目が派手な女性
  • ネイルなどおしゃれに気を遣っている女性
  • 夜の営みが続きそうな女性
  • 色気のあるエッチな女性

 「あ~、やっぱりこのタイプ…」と思いませんか?

 確かに恋人としてはいいかもしれない。ある意味、理想的と言っていい。高級レストランや夜景の綺麗なバーで、しゃれた会話を楽しんで、その後に刺激的なHをするのは多くの男性が抱く妄想に違いありません。その対象には打って付け。しかし、それは刹那的な快楽であって、持続的な幸せではありません。「結婚向きではないよなー」と男性に受け取られるのも必然なんでしょう、きっと。

 

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