婚活の初デート、成功する場所選び|ホームグラウンド作りのすすめ

婚活の初デート、成功する場所選び、ホームグラウンド作りのすすめ

 婚活における初デートの場所選びは重要です。話が盛り上がるか否かは場所次第だし、「話がつまらない…」と相手に思われると二度目のデートはないからです。

 初デートの場所選びは、戦国武将の陣取りのように勝敗をわける戦略上の要所です。にもかかわらず、「まずはお茶から」と喫茶店で適当に済ますとか、食べログで適当にお店を探し、当日は勝手がわからずオロオロするまど、初デートの場所選びをお座なりにしているがゆえに苦い思いをしている男性が少なくありません。

 この記事では、数百人の婚活男性をコンサルし、自らも数百人の女性とデートした私が、初デートの場所選び、その成功の秘訣をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

婚活の初デート、成功を左右する場所選び

初デートの場所選び、成功の秘訣=ホームグラウンド作り

 初デートの場所選び、その成功の秘訣は「ホームグランド作り」にあります。どんな女性にもウケのいい、そして会話が盛り上がる。そんな鉄板のお店をあらかじめ作っておいて(=馴染みになっていて)、そこに知り合った女性をエスコートする。これが成功の秘訣です。

 馴染みのお店なら、待ち合わせ場所はどこが熟知しています。そしてお店までの道順も(頭でなく、ましてgoogle mapでもなく)体で覚えていますから、女性をスムーズに案内できます。また、お店の中のどの席がベストか、つまり話がしやすい席や眺めのいい席など熟知しているので、あらかじめ予約もできる。メニューにも通じているので、「このお酒が美味しい」とか「このコースがいい(かつコスパがいい)」など、相手を饗応できる提案をさっと行うことができるのです。

ホームグラウンドで、魔の15分間を切り抜けるべし

 ホームグラウンドの最大の優位点は、「魔の15分間」を切り抜けられることでしょう。婚活で知り合った相手との初デートは緊張します。特に待ち合わせ場所で顔をあわせてから、オーダーが終わるまでの15~20分くらい。ここで緊張をときほぐせるか否かが(=専門用語では「アイスブレイク」という)、当日の成否をわけるのです。

 この「魔の15分間」を避けるためには、不安要素は極力排除しておくべきです。例えば、よろしくないのが食べログなどで探したはじめて訪れるお店。道順もよくわからないし、料理や店内の様子や客層も不案内。だから隣の席でサラリーマンや学生の団体さんが騒いでいるとか、席が通路の近くでひっきりなしに人が通って落ち着かないとか、いろいろなリスクがあるのです。

 これが女性ウケがいい、勝手知ったる馴染みの店=ホームグラウンドだったらどうでしょうか?他のことに気をとられず相手との会話に全力で集中できます。だから、初デートの最大の関門である「魔の15分間」を迎撃する態勢が十分にあるというわけです。

・参考記事:婚活における初デート、失敗する場所-3選

 スポーツと同じく、初デートもホームグラウンドが圧倒的に有利だといえるでしょう。

初デートの場所選びー5つのポイント

そもそも婚活における初デートの目的は?

 初デートの目的は、相手の緊張感や警戒心を解きほぐし、安心して相対できる関係性を築くことです。一言でいうと「親密になる」です。加えて、恋愛感情のスイッチをいれられると更によし。この目的に合致する場所は、食事処(レストラン)に他なりません。公共の場だから他に人がいて安心できるし、時間的に適当な尺だし(2~3時間)、「同じ釜の飯を食う」という言葉があるくらい、食事を一緒にするというのは特別な関係性のベースになるからです。

その1.座り方と景色(=L字型か横すわり)

 では、どんな場所がいいのでしょうか。まず話が盛り上がるという点では、L字型か横すわり(ただし密着しない距離感)で、眺めや景色がいい席があるお店がいいでしょう。四人掛け席でコーナーを窓側に向けている席があるお店など。

初デート、成功を左右する場所選び ホームグラウンド化のすすめ 座り方

 話しやすい座り方についてはこちらの記事を参考にしてください → 参考記事:初デートの場所選び、あなたが見落としている重大なこと=座り方

その2.インテリアや照明(=暗いほうが親密になりやすい)

 インテリアや照明も雰囲気作りに欠かせません。例えば、照明の明るいお店より、少し暗めのほうが男女は親密になりやすい。これは行動経済学者のダン・エアリー氏の実証研究から明らかになってます。また照明といえば、薄毛の男性はスポットライトが頭上に照射される席は避けるべき。薄いさまがイヤがおうでも相手の目にはいるからです。例えば、居酒屋にありがちな対面座りの2人用の個室などにこの手の照明があるので要注意です。

その3.客層(=ファミリーや団体さんが多いところはNG)

 客層も重要です。ファミリー向けのお店や、学生サークルやサラリーマンが団体で宴会しているようなところは避けたほうが無難です。デートという非日常感を演出すべきところが、所帯じみているとか、仕事を思い浮かべさせるようだとよろしくありません。お店の場所にも同じことが言えます。例えばデパートの上の階にある食堂街などは同じ理由から避けたほうがいいでしょう。

 こうしたグループは得てして騒がしい。大切なデートのムードをぶち壊すだけでなく、騒がしいのでじっくり話をするのに不向きです。同じように、音楽がけたたましく流れているようなお店(ビートの効いたロックとか)も話づらいので要注意です。

その4.待ち合わせ場所からの距離(=5分程度)

 待ち合わせ場所からの距離も大切な要素の一つです。待ち合わせ場所から5分程度で到着するお店が望ましいのです。対面してから15~20分くらいが打ち解けた雰囲気作り(=専門用語でアイスブレイク)に必要な時間といわれていますが、一連の流れ・プロセスを鑑みると移動には5分程度が最適な時間枠なのです。

 最後に…これが初デートの場所選び(その5)ですが、接客と肝心の料理が最上であることは、初デートのお店選びの基本のキ、絶対に外せないポイントです。

まとめ

 初デートの場所選びは男性の手に委ねられている専権事項です。と同時に女性の男性に対する評価項目の一つになります。決して手抜きをせずに、場所選びをするべきです。選定ポイントは先に述べたとおりですが、実際の作業としてはガイド本などで候補のお店を数件ピックアップし、現場調査をすることをお勧めします。お店の雰囲気や席、待ち合わせ場所からの道順などは現場をみないとわからないからです。そしてランチなどで試食するのも一計。

 万全の備えをして、初デートに臨む。何度かそれを繰り返すうちに、そのお店はあなたのホームグラウンドになり、運命の人があらわれた決戦の時に最強の応援団として二人の出会いをバックアップしてくれることでしょう。

 

・そして気になるこちらの記事もチェック→ 初デートで「二度目がない」と思われる男に共通する5つの特徴

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