2回目のデート、3回目のデート、何をどこまで進めたらいいのか?

2回目のデート、3回目のデート、何をどこまで進めるのか

 異性関係に不慣れな人が頭を悩ませることの一つに「2回目のデート、3回目のデート」で何をどこまで進めたらいいのか?というものがあります。この辺り(2~3回目)が関係を進展させるうえで、「節目になる」という認識があるからでしょう。

 実際のところ、ある調査によると「何回目のデートでエッチすることが多い?」という問いかけに対して、66%の女性が「デート3回まで」と回答しています。意外なくらい、男女の仲は急展開するのです。

 がしかし。あなたが相対する異性がどういう心算なのか、何をどこまで進めたらいいのか、こうした調査だけで判断するには材料不足です。あくまでも一般論だし、相手が置かれた状況や心境(競合状態や寂しさ具合)やタイミング(排卵周期 etc.)など影響をおよぼす要素が多岐にわたっているからです。

 この記事では、数百人の女性とデートをし、数百人の婚活男性のコンサルをしてきた筆者が、自らの経験とデーターに基づいて冒頭の疑問に回答を提示したいと思います。ぜひ最後までお読みください。

2回目のデート、3回目のデート、何をどこまで進めればいいのか?著者紹介

2回目は手をつなぎ・3回目はキスまで=ステップ論は机上の空論

 巷には、「2回目のデートでは手をつなぎ」とか「3回目はキスまではOK」など、デートを重ねる毎に肉体的な接触度を高めるべきだ、といいうステップ論が散見されます。誤解を恐れずにいうならば、これは机上の空論です。恋愛経験がほとんどないライターが個人的な経験や推測をさも原理原則のごとく語っているにすぎません。冒頭の調査結果がその証左です。

 またステップ論自体が古臭い。その昔、恋愛マニュアルでまことしやかに語られたのが、女を落とす順番は、A(キス)→B(ペッティング)→C(セックス)とステップを踏んでくものだ、というもの。しかし今やABCではなくHIJKといわれるご時世。つまり、(H)エッチしてから(I)愛し合い(J)ジュニア=子供をつくって(K)結婚する、というもの。実際のところ20代の結婚の約半数は「できちゃった婚」です。

 「まず手をつないで、次のデートでキスをして…」なんて得意げに語っている輩は、時代遅れというか、正直いって経験不足そして勉強不足なのです。

67%の女性が「デート3回まで」にエッチする

 冒頭で紹介したのは、女子SPA!が行った調査結果です。「何回目のデートでエッチすることが多い?」という質問に対して、以下のような回答が寄せられました。67%の女性が「デート3回まで」、4~6回までも加えると実に93%もの女性が早々にエッチをすましているのです。

2回目のデート、3回目のデート。67%の女性がデート3回目でエッチする

 他の調査(例:OZ mall)をみても結果は似たり寄ったりなので実相を反映しているでしょう。

 また、先の女子SPA!では、初対面の男性と「どこまでやった経験があるのか?」についても調査しています。その結果、エッチした経験がある女性は全体の37%。キスや手や口でする行為まで含めると、実に52%もの女性がなんらかの肉体的な接触をしているのです。「男女の仲は意外なほど急速に進展する」というのが実態で、まずはここをスタート地点として議論を深めるべきなのです。

 そのうえでポイントとなるのは、「急速に進展する」成立条件です。

女性がその気になる3つの条件

 女性が ”その気” になる条件があります。それは、「お酒の勢い」「相手がタイプ」「会話が盛り上がった」この3つです。実際のところ、いくつかの調査(女子SPA!やウーマンインサイト)でも、初デートでエッチしてしまった女性の状況を集約するとこの3つに行き当たります。

 例えばお酒の勢いでいうと…

条件その1.お酒の勢い(+美味しいご馳走)

 いくつか事例を紹介しましょうか。

・会社の先輩が違う部署へ異動することになって、職場で送迎会を開くことに。入社以来ずっと相談に乗ってもらっていたので、すごい寂しくて、お酒も入ってたこともあり、そのまま流れで(金融関連会社勤務・27歳)

・5年付き合った彼氏に振られたとき、泣きながら男友達を呼び出し、大号泣しながら居酒屋で愚痴をぶちまけ、そのままお泊りの流れに(Webコンサル・25歳)出典:ウーマンインサイト

 勢いって大切。結婚もある意味、勢いがないとできないし。お酒は男女の仲を次のステージに押し上げる特別な力を持っていることは間違いありません。

 ただし、酒だけ飲めばそれでよし、という訳ではありません。女性は満腹の時に発情するという説があります。これは「オスのゴリラは脳の空腹中枢を刺激すると発情して、逆にメスのゴリラは満腹中枢を刺激すると発情した」という実験結果を拡大推計したものですが、実感をともなって理解できる人が多いのではないかと思います。

 だから、条件その1は、お酒だけでなく美味しいものもセットで。お酒に勢いをつけるうえで、美味しいものでお腹を満たすことが前提となるのです。

条件その2.相手がタイプ(そして清潔感)

 顔が松潤に似ていてタイプだとか、髪型や服装がオシャレでタイプだとか。考えてみれば当たり前の話なんですが、相手が ”ど真ん中” のタイプなら、その気になるということです。先の調査でも、初対面でエッチした理由の1位が「顔がタイプだった」です。ただし外見以外のいろいろな要素がからみあって関係は進展しますから、外見はど真ん中でなくてもいい、ストライクゾーンに入っていれば「可」、という考え方があります。

 そういう意味では、同じ調査(初対面でエッチした理由)の5位「清潔感があった」に着目です。女性の意思決定において「清潔感」は重要な要素です。考えてみてください、エッチのときにはデリケートな部分にタッチされるわけですから。爪が伸びて汚い男性より、爪が整えられていて綺麗な男性が好まれます。

 女性がどんなタイプが好きなのか、それに自らが合致しているか否か。これはコントロールできない要因です。しかし清潔感を醸し出すことは努力次第で何とでもなります。だから、女性のストライクゾーンに入るうえで清潔感は必須のアクションである、といえましょう。

条件その3.会話が盛り上がる

 これは言わずもがな、でしょう。親密になるためにはコミュニケーションが欠かせません。会話が盛り上がらなくて途切れがちになり、沈黙することが多くなったら、「…じゃ(お店)出ましょうか?」となるのが自然の流れ。決して「…じゃ、ホテル行きましょうか?」「はい」とはならないハズ。先の調査の「初対面でエッチした理由」をみても、3位に「会話が面白い」、6位が「会話にセンスがあった」ですから。会話を盛り上げることは女性の恋愛感情にスイッチを入れるうえで必須の条件といえるでしょう。

では、2回目のデート・3回目のデートで、どうするか?

 さて、結論です。まず基本的なスタンスとして、関係をできる限り進展させるべきです。理由は、そこが節目だと考えている人が多いからです。特に3回目のデートは「3デート・ルール」という言葉があるくらいの節目のポイント。例えば、恋愛小説を数多く手がけている作家の林真理子氏や恋多き乙女(?)IKKOさんは3回目のデートを重要視し、「3回目までに何もなかったらダメ」(林真理子氏)とか、「1回目2回目は紳士的に振舞って、3回目に襲うのよー」(IKKOさん)と公言しています。

 なので、先に述べた3条件を整える準備や舞台設定をしっかりした上で、次のアクションを行うのが一計です。まずは、相手に対する好意を伝えること。そしてどういう関係性を持ちたいのか(付き合いたいとか、結婚を前提に…とか)明言することが関係を進展させる第一歩となります。

 そのうえで具体的な行動の提案をする。例えば、ホテルに行こうとか、今度のデートはあそこ(=旅行)に行こうとか。相手に響く提案の内容と伝え方、そして説得(たとえば「押しや引き」)をすることがアクションプランその2です。ここは、相手の女性の貞操観念や置かれた状況(競合や寂しさ度合い、排卵周期)にもよるし、これまでの好意の積み重ねにもよるし。相手の顔色をみながら適時判断するしかありません。つまり、打診程度でとどめるのか、ガンガン押してみるのか、押したり引いたりするのか。手をにぎって終わりにするのか、最後まで行くのか、などなど。

まとめ

 よく巷には、「告白して成功するか見分ける方法」とか、「視線がちょくちょく合ったらOKのサイン」とか、しょーもないことを言ってるライターがいますが、転ばぬ先の杖を求めている人の気休め程度にしか役に立ちません。実際のデートの現場では、アクションをおこしてみない限り、相手の心算はわからないし、どこまで話が進むのかわかりません。勇気をだしてそうした経験を積むことでしかスキルは高まらないし、目指すゴールに近づくこともできません。

 「2回目のデート、3回目のデートで、何をどこまで進めたらいいのか?」というお題に対しての当記事の回答は、「相手・状況・あなたの意向次第で、行けるところまで」です。

 

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